太古より夜を支配してきた異形――禍徒命(まがとみ)
禍徒命の血を引き、禍徒命の力を操り、人に害をなす禍徒命を狩る一族。
その中でも"銀"の称号を持つ少年、月夜は禍徒命に襲われていた少女、響を助けた。
その事が切欠で、月夜は千年を越える陰謀に巻き込まれていく。


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序章 月の名を持つ少年  1 2
第一章 黒と銀の邂逅 
第二章 憑き狂いの夜
第三章 冷たき手
第四章 闇は深海にて胎動す
第五章 無慈悲なる鎖
第六章 裏切りと誓い
第七章 奏でられし鎮魂歌
第八章 幻影は露と消え
第九章 地に堕ちる月
第十章 安寧と絶望の狭間
第十一章 闇に響く歌声
最終章 少女は月の下で



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